グッズ厨をやめるために頑張った話③~己との戦い編~

前回の記事はこちら

 

さて、グッズを飾る場所を減らし、一部を除き手放すことで半ば強制的に断捨離に成功しました。しかし世間では新しいグッズがどんどん発売され、イベントも発表されます。冷静な判断ができるようになってきたとはいえ、新情報を前に「欲しい・・・予約したい・・・」という衝動は止みませんでした。むしろ断捨離の副作用で、増していたかもしれません。)

この気持ちをコントロールして己に勝たなくては!そう考え、このような作戦を実行しました。

 

[作戦⑤]SNSの整理

SNSは自分の知りたい情報だけを簡単に、リアルタイムで得ることができます。また同じ趣味を持つ人と繋がったりでき、便利で楽しいものです。

しかしそうやって手あたり次第フォローした結果、私のタイムラインはBox買いをして交換を探す投稿や新グッズの情報であふれました。自力で情報収集せずに済み、ネット通販が普及した今グッズ収集は格段に容易に。なにより「Aさんも買ってるし、私もこれくらい買っちゃおう」などという勝手な思い込みでの浪費が絶えません

グッズ厨が陥るSNSの欠点は、以上のようなことだと思います。この場合思い切ってアカウントを削除するのが最善かと思いますが(※)、私はフォロー一覧を整理しました。特に「~グッズ速報」やショップ公式など、新商品が目につきやすいアカウントは必ず外しました。

こういった試みだけでも、随分変化が起きます。ぜひやってみてください。

※アカウント削除は自己責任でお願いします。また既に決まっているお取引等は、必ず最後まで遂行して下さいね!

 

[作戦⑥]動画サイトで開封動画をみて心を落ち着ける

一度原点に立ち返ります。私がグッズ収集を始めたのは元々のコレクター気質に起因するのですが、オープンパッケージの商品なら好きなものを選べるので、大した量にはなりません。昔はよく「オタクは使う用・飾る用・保存用で3つ買う」なんて言われましたよね。笑

しかしランダム商法が主流となった今はそうもいきません。企業からすれば在庫を読まずに済むため当然といえば当然ですが、これがグッズ厨という呼称を生み出した元凶であることは間違いないでしょう。

ランダム商法の怖いところは、稀に訪れる「神引き」がコレクター魂に火をつけることなんですよね。^^; 中古屋で買うことと、推しを自力で当てることは別。しかし開封する喜びに意義を見出しては本末転倒だと気づいてから、動画サイトでグッズ開封動画をみて疑似体験するようになりました。

すると確かに定期的に推しを引いてはいますが、ほとんどが違ったり被っていました。目的は開封することではなく推しを手に入れることですから、ランダムで買うリスクがいかに高いかわかります。

このことに気付いて以降、ランダム系は勿論、Box購入しなければ手に入らないもの購入することはなくなりました。

(但し動画によって余計にグッズが欲しくなると逆効果ですので、その場合は避けてくださいね💦)

 

さて、こうして私のグッズ厨はだいぶ改善されました。しかしただ我慢するだけでは、いつか糸が切れて、急激なダイエットのリバウンドのように元に戻るのでは、という不安も。理解して実行しても、やめてしまったら努力も水の泡です。

そこで、今までと違うお金の使い方をすることで以前の金銭感覚を取り戻す作戦を決行することにしました。

 

次回、グッズ厨をやめるために頑張った話④~取り戻せ!金銭感覚編~ へ続く♪